日も今日とて、大学生の間で繰り広げられる「恋バナ」。男女問わず、様々な恋愛話を皆さんも聞いたり話したりすることだろう。そこでしばしば、自分の交際相手(または元・交際相手)のことを「クズ」と呼ぶ人がいる。
ここでいう「クズ」とはどのような人のことを指すのだろうか?これを明らかにするため、パスカルは、とある二人の男女にインタビューを決行した。
このお二方はどちらも、交際相手と別れたばかりだという。ご傷心のところ、インタビューに応じてくださったお二人には多大なる感謝の意を表したい。
Aさん♂の証言
ーその女性はどんな方だったんですか?
A「いやもう参りましたね...彼女、ほんの一時間でもラインの返信をしないと、そのあと彼女からのライン通知が止まらなくなるんです...。それで常に「私って可愛い?」とか「私のこと好き?」って聞いてくるんです。僕の気持ちを確認しないと気がすまないんですよね...」
ーお気の毒です。最後はさっぱり別れることができたんですか?
A「別れるって言ったあとも大変でした...。なんと彼女、刃物を取り出して「別れないで」って縋ってくるんですよ...!」
ーは、刃物ですか!?すごいですね...。でも確かに、刃物とまではいかなくても、泣いて「別れないで」と言われたという話はよく耳にします。
A「しかもその後、俗に言う「エアリプ」のかたちで「欝ツイート」を連発してるんですよ...。ツイッターを開くたびに彼女が鬱ツイートしてるんじゃないかって、怖かったです」
ー大変でしたね…。
A「恋愛クズっていうと色んなタイプがいると思いますが、ああいうメンヘラ以上にクズな人っていないと思います!本当に金輪際関わりたくないです!クズな女に引っかかりました!」
Bさん♀の証言
ーその男性はどんな方だったんですか?
B「ほんと大変でした...。彼、暴力や暴言がひどかったんです。別れられてほっとしています」
ー暴力!?DVされてたんですか!?
B「はい...こんなこと、付き合ってる最中はとても言えなかったんですけど。元はといえば、彼から告白されて。「好き」「可愛い」って言ってくれて、プレゼントもくれて、それで付き合ったんです」
ーでも付き合い始めたら態度が豹変した、と。
B「ええ。一旦付き合ったらころっと態度を変えて、暴力も暴言も酷いし、おまけに浮気してたんですよ!?」
ー浮気ですか...どうして分かったんですか?
B「ツイッターで他の女の子とやけに仲良くしてるなと思ったら、私とのデートをドタキャンした時に、その子が彼とデートしてる写真をあげてたんです。私が「浮気してるでしょ」って言ったら、返事はあいまいで。それなのに私が「もう別れる」って言ったら、「いやお前のことは好きだよ」って言うんです。要するに私のことをキープしてたんですよ」
ーほう...でも結局別れたんですよね?
B「それが、突然、彼の中で勝手に関係が「終わったこと」になってて。私に何も言わないんですよ。そのあと私が、彼に「私の存在って何?」って聞いたら、彼が「別れよう」って言ってきて。ここまで私は我慢してきたのに、なんなんだってすごく怒りました(笑)まぁ今となってはあんなクズ、別れることができてよかったと思いますねぇ」
これまでのインタビューを読んで、お気づきだろうか。実はこのお二人は元カップルで、お互いのことを語っているのである。
主観というのは恐ろしい。ひとつの恋愛でも、どちら側から見るかで、その描写は大きく変わってしまうものである。恋愛の話をすると、よく「いやぁ元カノ(カレ)はクズだったわ〜」という声を聞く。もちろんその人にとっては、本当に「なんてクズなやつなんだ!」と思うような相手だったのだろう。
しかし、それは主観でしかないことを忘れないで欲しい。なぜなら、このお二人のように、「相手がクズになる原因は自分にある」こともよくあるからだ。不安にさせるから相手が病んだり、あまりに自分本位だから相手が苛立ったりというのは、よく聞く話ではないだろうか。
「付き合った、もしくは付き合っている相手がクズ」というときは、お互い様なことがよく見受けられる。恋愛というのは、「相手ありき」のものである。恋愛における「クズ」は、お互いの関係によって生み出されることが多いのではないだろうか。誰しも「クズ」になりうる一面を持っていて、それを引き出すか引き出さないかは、その相手次第ではないのだろうか。
0コメント