Webマンガを読まない人生はもったいない

現在、三大マンガ雑誌(ジャンプ、サンデー、マガジン)はもちろんのことその他のマンガ雑誌も発行部数が減少し続けており最近は50年以上も続いた漫画サンデーが休刊になるなどとマンガ雑誌業界は衰退しているように思える。


しかし、実は隠れたところでマンガ雑誌は多く生まれているのだ。


それはネットだけに存在するwebコミック誌である。


2000年代後半から次々と新しいwebコミック誌が生まれ最近ではwebマンガ業界ではひそかな盛り上がりを見せている。マンガ好きだけど、webマンガを読んだことをない人も多いのではなかろうか?


それはもったいない。


webコミック誌の数だけでも20以上はあり、しかも無料でマンガが読めるという素晴らしい世界だ。最近だとアイシールド21の村田雄介が作画を担当し、ONEが原作を務めるワンパンマンなどが有名であろう。

またwebコミックは紙媒体のマンガではできないようなセリフにモーションを付けたり、音を加えたりすることも行っておりとても刺激的である。


では逆にマンガをただで読めるwebマンガシステムに、出版社側はどういった得があるのであろうか? 


・読者がいくら増えてもかかる費用は変わらない

従来の紙媒体のマンガ雑誌は部数が増えるたびに紙、印刷代が増加していく。その一方web雑誌の形態だとサーバーメンテナスといった維持費が一定存在するものの、いくら読者が増えたところで出版社側が出す費用が増加することはない。またwebではネット広告などによってある程度の収入が確定していることもありwebのほうがかかる費用は圧倒的に少ないと言える。


・単行本は面白ければ確実に売れる  

マンガ雑誌とは別に存在する単行本。これらはマンガが面白ければ確実に売れ、出版社側に儲けが入ってくるものである。そのことは紙媒体であろうと、webという形態であろうと関係なくいえることだ。またwebコミック誌では連載されているからといって必ず単行本になるのではなく、webでの読者が少ない作品は単行本化されないことも多く出版社側は単行本化するかしないかという選択ができるという利点を持ち合わせている。  



こういった事を踏まえて考えるとwebコミック誌という形態は出版社側にも得があり読者側にも得があるというとても理にかなったシステムである。 


だから、みんなweb雑誌のマンガを読んでいこう……… という事はマンガ好きなら当然だし、もしそういった事を知らないなら今からでも面白いのを見つけていってほしい。


私が言いたいのはそんなことではない。 


マンガの世界はもっと広い。 私はみなさんにwebコミック誌のマンガ以上に個人サイトに連載されている個人が書いたwebマンガをもっと読んでもらいたいと思う。


というのも、個人サイトに書かれたマンガの中に、私たちが各々に合ったマンガに出会えるのではないかと思えるからだ。


例えばwebコミック誌の一つであるクラブサンデーも個人のwebマンガに目を付けたのか、個人サイトのwebマンガ業界で有名な「ワンパンマン」のONEさんや「オーシャンまなぶ」の戸塚たくすさん、「ヒトクイ」のMITAさんなどの個人サイトのwebマンガを書いてきた人達ばかりを集めるという革新的な方法でクラブサンデーを作り上げ、実力のあるwebコミック誌の一つとなっている。


では普通のマンガと比べ、個人サイトにあるwebマンガはどういったところに利点があるのであろうか。


 ・編集者や出版社に縛られない 

マンガ家は掲載している出版社に縛られ、編集者の意図が介在している。その方法がダメだとは全く思ってはいないし、編集者などによってマンガがさらに良くなったりすることがほとんどであろう。しかし大げさな話であるが、ジャンプで展開的に18禁を書きたくても書けないように、りぼんで展開的に人を大量虐殺したくてもできないように雑誌で連載していることはストーリーの展開が縛られるということもありえるのではないか。そういう点でwebマンガは縛られずに自由に書かれているという利点がある。 


 ・打ち切りがない 

個人が連載しているため人気がないために打ち切るということはありえない。(個人が途中で飽きたりなどの様々な理由により連載が途中で止まることは多々ある)だから週刊少年ジャンプで特によく見るようなこれから面白くなるところだったのに打ち切られたから続きが読めないということはないのだ。そもそも設定を細かく描いたり、複線を敷いたりするために途中の物語が平凡になってしまうものの、その場面があったから後々面白くなるということは多々あるもので、そういったことで打ち切りされずに続きを読めるというのはマンガにおいてとても大きなポイントである。 


・読者と作者の距離の近さ  

webマンガの作者はプロのマンガ家と違って簡単に連絡をとれる。応援だって簡単にでき、そのマンガに対する思いや考えも簡単に伝えることができる。また個人サイトによってはキャラの人気投票などを行ったり、書いてほしいイラストなどを募ったりもしている。こういった機会に書いてほしいイラストなどをリクエストしたら書いてくれたりするのでぜひやってみたらどうか。 


 ・数の多さ 

webマンガの数はとても多い。私も今まで100個以上のwebマンガは読んでいるが未だに読めていないwebマンガ、最近発見したもの、最近書き始めたものも多くあり私たちではwebマンガがどれだけの数があるのか把握できないほどである。 確かにwebマンガには数が多いためにクオリティーが低いものも当然ある。しかし、webマンガは打ち切りがないことなどにより完成度が高くなっている作品もある。その中でなら私たち各々面白いと思える作品があるのではなかろうか。


ぜひこの広いwebマンガの世界を様々なサイトのマンガを読み漁って開拓していってほしい。きっと飽きることはないであろう。

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