これまで、ブランドの全体像を様々な視点から写し出してきた。おそらく、ブランドの意外な一面が垣間見られたのではないだろうか。今号のまとめとして、我々が考える新しいブランド像と、実際に Pascul をブランドにする方法を提示したい。
ブランドを作るにあたり重要なのは、①コンセプト と ②ターゲット を定めることである。
①コンセプト
Pascul のコンセプトは 2 つある。それは、「Pass the culture.」と「読み返したくなるフリーペーパー」である。大学生の目線から「今の流行」を切り取り、読者に伝え、行動を促す。そして、優れた小説やマンガが繰り返し読まれるように、我々のフリーペーパーも「読み返したくなる」存在になる。これがフリーペーパー Pascul のコンセプトだ。
②ターゲット
Pascul のターゲットは、「大学生」である。我々は、知的欲求にあふれた大学生を満足させられるようなフリーペーパーを目指している。だからといって、難解な内容を専門用語を用いて冗長に語ったりはしない。あくまで読者に新たな文化や考え方を提供することを目的とし、読者が今まで興味のなかった分野へ案内しようとしているのだ。
Pascul が考える新しいブランド像とは
◇ 安価 であること
◇ 消費者の 憧れ となること
◇ 独創的であること
◇ 広く消費者に 開かれている こと
◇ 時代に合わせて変わっていくこと
では次は、実際に Pascul をブランドにする戦略を述べる。
Pascul をブランドにする戦略
◇ あくまで無料
ブランドというと、高級なファッションブランドを想像しがちであるが、ポッキーなど身近で安価な食料品もブランド品のひとつだ。Pascul はフリーペーパーである。我々は、安価どころか無料のブランド確立に向け努力していく。
◇ 知的なイメージ
人々がブランドに惹かれる理由のひとつに、「ブランド品を持っている他人への憧れ」が挙げられる。「京大生が読む知的な冊子」というイメージを押し出し、他大生にも「Pascul を読む京大生はかっこいい。私もそうなりたい」と思わせられれば、他の大学にも読者の輪が広がっていくだろう。
◇ 伝えるための記事
ブランドには、独創性が必要になる。そのオリジナリティを追求する過程で、次から次へと奇抜な商品を作りだし、挙句の果てに一般人には全く理解できないようなものが生まれてしまうことがある。専門家から見れば、それは「芸術」なのかもしれないが、一般人に理解されないようなら、それは独善的な表現に過ぎない。
Pascul の場合、「これを理解できない者は二流。理解できる我々は選ばれた人間だ」という態度で記事を書いていては、読者がいなくなってしまう。また、高級ブランドの場合は単に経済的な排除が働くこともある。
Pascul は難解な内容でもわかりやすく伝える、無料の冊子でありたい。読者を選ばずに、大学生だけではなく、あらゆる人々に開かれた冊子でありたいと考える。Pascul は「読者に伝え、行動を促す」ことをコンセプトにしている。これからも、我々は自己満足に終わらない独創的な視点から読者に流行を伝えていく。
◇ 柔軟な姿勢
多くのブランドは、そのイメージや商品を固定し、再生産することに必死である。それがある意味ブランドの本質とも言えるだろう。しかし、我々は「流行を切り取る」ことを目的にしている。いつまでも同じ見方をしていては、必ず時代とのズレが出てくる。ひとつのイメージや考え方に凝り固まらず、時代にすばやく柔軟に適応していくことが、Pascul の使命となる。
これらの戦略を通して、Pascul はブランドとなるべく日々努力していく。
Pass the culture !
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