映画と二階堂ふみ

みなさんカゴメのCMに出てくるこの野菜生活を飲んでる女子高生を知っているだろうか?


映画「脳男」で連続爆弾魔を演じている人と言ったら分かるのだろうか・・・

やっぱりまだ知らない人も多いのかもしれない。

彼女は女優の二階堂ふみである。

今回は彼女が演じた映画を通じて彼女について私の思うことを話して行きたい。


○二階堂ふみについて

二階堂ふみっていう女優を初めて知った方も多いと思うのでどのような人であるかについて話していこう。

彼女はもともと女子小中学生用のファッション雑誌「ニコラ」で専属モデルをやっていたが2007年彼女が14歳の頃テレビドラマ「受験の神様」で女優デビューを果たした。2009年には「ガマの油」で初の映画デビュー、「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」では初の主演を演じ、2011年では「ヒミズ」ヴェネツィア国際映画祭で最優秀新人賞を獲得し一躍有名になった。

彼女の趣味はまさに文学少女と言う感じで、本屋、マンガ、映画などをとても好み、太宰治の「人間失格」は何度も読み返すほどである。映画では「動くな、死ね、甦れ!」で有名なヴィターリー・カネフスキー監督が好きというのでコアな映画好きであることも伺える。

また彼女はちょっと変わった発言でも有名である。たとえばこんな風にだ…

「自分の好きなところは?」という質問には「眼球」と答え、「恋をすると追う?追われる?」には「追われるのも追うのもめんどくさそうだから、後をつけたほうが面白そうですよね」と言ったことをいい天然系な女優として認識されている。

もっと詳しく知りたい方はこのインタビュー記事を参考にして欲しい

こんな彼女でも体の奥に潜めた女優精神は本物だ。彼女はいつも真剣であり、上を目指している。

ここからは彼女の出演作品を通じて語って行きたい。


○初の映画作品「ガマの油」

「ガマの油」は役所広司が監督を務めた作品だ。彼女はオーディションで主役夫婦の息子の彼女役に抜擢された。彼女の役は初映画作品ながらもかなり重要な役で、天真爛漫な純粋な少女を素朴な表現力であるものの、しっかりと演じている。というのも役柄を把握するために監督に何回も質問をしており、実際に映画では初めてとは感じさせないぐら本格的な演技を行なっていた。この映画撮影後のインタビューで「今後の夢は?」と聞かれると「世界を活躍する女優になりたい」と語っておりとてもその頃から志がとても高かった。しかし今思うとその頃の発言には女優として始めたてのものであり、根っからの女優にはまだ足り得なかったようにも思う。


○彼女を一躍有名にした映画「ヒミズ」

「ヒミズ」は園子温監督の作品で、この映画でヴェネツィア国際映画祭の最優秀新人賞を受賞したためにおそらく彼女を有名にした大きな一因の映画である。私も「二階堂ふみ」をしっかりと認識したのはこの映画だ。「ヒミズ」で彼女は染谷将太演じる、絶望し狂気へと走る男子中学生・住田を止めるべく奔走する同級生・茶沢を演じている。私は初めてこの映画を見た後、暫くの間この演技に心の全てを奪われていた。この驚きはもしかしたら監督、脚本の力かもしれない、そうであってもそれに伴う演技をしているのは確かだ。住田を頑張って導こうとする茶沢の精神の強さそして住田を守りたいという思いが、その役柄の理解力のためかもしくは才能、演技への情熱のためかしっかりと表れていて私は彼女にクギづけになってしまっていた。茶沢が住田に走りながら「ガンバレ」って送る最後のシーンはほんとに最高である。

彼女はこの映画の撮影でも自分の演技に少しでも不満があったら、監督がOKを出しても監督にリテイクを希望するほどである。また、撮影後監督に彼女は「前例のないものに、私はなる」と高々と宣言している。実際なれるであろう… そこからも女優に対する本気度が伺える。


○過激な役を演じた「脳男」

二階堂ふみの最近の映画というと連続爆弾魔を演じた瀧本智行監督作品「脳男」だろう。この映画は最近映画館で見たのだが、見終わった時、精神が抜き取られたみたいにしばらく席から離れることが出来なかった。主演の生田斗真も凄いが彼女もそれに劣らず凄い。何が凄いかって、それは目だ。目が本当の犯罪者の目をしている。死んだような目、そう表現するのが適切だ。ここまで見てる人を惹きつけ怯えさせる目は本気で役作りをしなければできないものだと思う。映画館で見ると迫力も2倍あるので映画館で見るのがおすすめです。他にも、役作りのために5kg減量したり、眉毛を剃ったり、生田斗真に首を締められてほんとうに失神したりと役に真摯に向き合って「女優」を本気で行っている。この作品で私は彼女のことを更に注目したくなった。今も「脳男」は絶賛上映中なのでぜひご覧になってほしい。

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